直撃インタビュー

杉並区のひがの療術院は、京王線の桜上水駅から徒歩8分、井の頭線の西永福駅からも徒歩11分と2駅2路線が利用できる便利な場所に位置する。
閑静な住宅街にあり、口コミや紹介で訪れるリピーターの患者さんが多数。
院長の日向野氏に施術への想いや今後の展望について伺った。

-施術を行うようになったきっかけを教えてください。

もともと野球のピッチャーをしており、肩の故障で整体の施術はよく受けていました。
施術を受けるとやはり調子が良くなるので、「整体ってすごいな」と興味は持っていたんです。

あるとき、母の知り合いの施術者から「技術を学んでみないか」と誘われたのが、この世界に入った直接のきっかけです。
その施術者の紹介で東洋療術小林矯体法と呼ばれる療法を学びました。

-小林矯体法というのはどのような療法なのでしょうか。

小林矯体法の源流は、五千年に亘る和漢の伝統医学(東洋医学)と近代運動生理学、電子療法、整体術になります。
手技療法に加え機器を使った電気・温熱・光線療法、運動指導、食事指導、心理療法などを患者さんの状態に合わせて駆使し、身体の不調を改善させていくものです。

機器を使った施術は手技で足りない部分を補う意味で行います。
運動指導や食事指導はセルフケアとして生活習慣を改善するためのアドバイスですね。
また、身体の不調というのは心理的なストレスからきていることも多いので、話し方によって心理的なストレスを軽減させる心理療法も組み合わせていきます。

-開業時のコンセプトについて教えてください。

とにかく患者さんに笑顔で帰ってもらえるような施術ができる療術院を目指して開業しました。
ただし、そのような施術ができるようになったのは、開業してしばらく経ってからでしたね。

平成17年に施術の勉強を始めてその年のうちに開業したので、当初は自分の技術力不足もあり、なかなか手応えのある施術ができませんでした。
それに、いくら勉強したと言ってもマニュアル通りの技術だけじゃダメ。
患者さん一人ひとりのことを深く知っていかないと良い施術はできないんです。

-患者さんとのコミュニケーションが大切であると・・・

そうなんです。そしてスムーズにコミュニケーションを取るためには、まずは患者さんとの信頼関係を築くことが大事なんですね。
もちろん、信頼してもらえるようになるには「施術を受けて調子が良くなった」という実感を与えられることも重要。

その点に関しては小林矯体法に独自のノウハウを取り入れ、技術力をブラッシュアップしました。
技術とコミュニケーションの双方を大切にしたことで、開業から数年経って自分自身でも納得のいく施術ができるようになりました。

-現在行っている施術の特徴について教えてください。

手技がメインになりますが、揺らしたり回したりという動作が多く、ソフトな施術を行っています。
施術中に眠ってしまう患者さんもいるくらいなので、「痛いのが苦手」という方にも安心して受けていただけます。

そもそも筋肉を緩めることに重点を置いているので、できるだけ痛みを感じさせないことが大事だったりもするんです。
痛みのある施術を行うと、患者さんは無意識的に全身に力を入れてしまい逆効果になりますから。

-筋肉を緩めることが重要なのですね。

筋肉が緩めば関節の可動範囲が広がって痛みが緩和されますし、筋肉によって圧迫されていた骨を正常な位置に戻すことができるんです。
そうなると姿勢も良くなり、全身スッキリとした感覚でいられるようになります。

また、施術の際は基本的にどこか一部分にアプローチするのではなく、全身を施術していきます。
例えば「肩が苦しい」という症状が坐骨の問題から出てきていることもあるので、全体をケアしていかないと痛みが抜けにくいんです。
それに、全身を施術したほうが効果も長持ちします。

-どのような症状の患者さんが多いですか。

腰、肩、首、背中の痛みや全身の辛さを訴えてこられる患者さんが多いですね。
腰が痛くてかがめなかった患者さんが、施術後には自分で難なく靴下を履けるようになったりしています。

それから、最近は美容効果を期待して来られる方も多くなってきましたね。
全身のバランスを整える過程でウエストが引き締まってくるので、ほっそりとしたスタイルになるんですよ。

-施術でスリムな体型になれるのですか。

全身バランスを整える際に肩甲骨にアプローチする施術を行うのですが、これによって押し潰された状態になっている胸部が解放され、肋骨が正常な位置に上がります。
そうすると、圧迫されていた内臓も正常な位置に上がり、結果としてウエストが細くなるんです。
施術前にキツかったパンツが施術後には緩くなるので、皆さん驚かれますね。
目指せ「見た目-5歳、身体-5cm」ですね。

また、内臓への圧迫が解けることで呼吸が深くなり、呼吸の影響を受ける自律神経のバランスも整いやすくなります。
眠りも深くなるので、スッキリ目覚められるようになるんですよ。
最初のうちは2週間程で元に戻ってしまいますが、継続すると徐々にクセがついて正常な身体バランスをキープしていけるようになります。

-施術にあたり心がけていることを教えてください。

女性の患者さんが多いので、まずは安心感を持ってもらうことを大切にしています。
そのためには丁寧なコミュニケーションが大事で、患者さんのお話にしっかり耳を傾けることを常に心がけています。
初診の場合などはカウンセリングだけで30分~1時間かけることもありますね。

それから、ありがたいことに遠方から通ってくださる方もいらっしゃるので、患者さんたちの期待に応えるためにも「来て損はさせない!」という想いを持って施術にあたっています。

-今後の展望について教えてください。

何か困ったときに「あそこに相談すれば何とかなる」と思っていただけるような療術院にしていきたいです。
健康状態によって通院が難しいという患者さんに対しては、送迎や出張施術も行っていますので、そのような方も気軽にご相談いただければと思います。

私は病気というものは、結局のところ患者さん本人が治すものだと感じています。
というのも、施術を受けることを決めるのは患者さん本人であり、そこにはすでに「良くなろう」という意志があるわけです。
私たちはあくまでその意志に寄り添い、治る力を引き出すサポーターに過ぎません。

来院される患者さんたちの一生のサポーターとして、末長くお付き合いさせていいただければ幸いです。

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